能年玲奈に何が起きた？改名の真相と「のん」としての復活劇！

朝ドラ「あまちゃん」で国民的人気を博した能年玲奈さん。

そんな能年玲奈さんですが、突然芸能界から姿を消してしまったのはなぜなのでしょうか。

その後、能年玲奈さんは2016年7月に「のん」という新しい名前で芸能界に復帰しました。

「のん」として再出発した彼女は、俳優業だけでなく、音楽やアートなど多彩な分野で活躍しています。

現在は着実に活動の場を広げているようです。

能年玲奈に何が起きた？

国民的人気女優として輝かしい活躍を見せていた能年玲奈さん。

そんな能年玲奈さんですが、なぜ突然芸能界から姿を消してしまったのでしょうか。

能年玲奈さんに起きた出来事は、事務所との深刻な対立と、それに伴う芸能活動の制限だったようです。

2014年末から2015年にかけて所属事務所との契約問題が伝えられ、15年4月にスポーツ紙や週刊誌が「能年玲奈が事務所に無断で個人事務所を設立した」と報じた。
出典：ORICON NEWS

「あまちゃん」で大ブレイクした後、能年玲奈さんの露出は激減しました。

2014年1月に映画「ホットロード」の撮影が終わると、能年玲奈さんは「事務所を辞めたい」と言い出し、その後約1年以上「干された」状態が続きました。

事務所との対立は契約内容の問題にも及び、能年玲奈さんの代理人である星野隆宏弁護士は、レプロとの契約書を「一方的な内容」と表現しています。

給料についても、世間で思われているような金額ではなく、拘束は厳しいものだったと指摘されています。

「月給5万円」という報道について、レプロ側は「高級マンションの寮での生活、食事、レッスン代などすべて込みで、さらに小遣いが5万円」と説明していましたが、能年玲奈さんサイドは「本来の額の一部にすぎない」と反論していました。

レプロ側は契約書に基づいて2年間の契約延長を求め、この期間中は「能年玲奈」の名前使用についても制限をかけました。

能年玲奈さんの身に起きた出来事は、2014年に所属事務所のレプロエンタテインメントとの関係悪化から始まりました。

能年玲奈から「のん」への改名

人気女優として輝かしい活躍を見せていた能年玲奈さん。

そんな能年玲奈さんですが、なぜ突然「のん」という名前に改名することになったのでしょうか。

能年玲奈さんの改名の直接的な理由は、前の事務所から「能年玲奈」という本名の使用について警告があったことです。

これは本名であるにも関わらず、事務所の許可なしに使用できないという異例の状況でした。

“能年玲奈呼び”に笑顔　改名時は『持っているものが死なないようにしたい』と回想

出典：ORICON NEWS

2016年7月、能年玲奈さんは「のん」として再出発することを発表しました。

改名当時の心境について、のんさんは「めっちゃとがってた。自分の武器だと思って、前に突き進むことしか考えてなかった」と振り返っています。

「のん」という名前には、「NON」という意味も込められており、自分らしさを表現する新しいスタートを意味していました。

能年玲奈さんから「のん」への改名は、単なる名前の変更ではなく、芸能界の構造的な問題と闘い、自分らしい表現を取り戻すための重要なステップだったようです。

能年玲奈が干された時期と復活への道のり

多彩な才能を持つのんさん。

そんなのんさんですが、一時期芸能界から干されていたと言われていますが、どのように復活を果たしたのでしょうか。

のんさんの復活への道のりは、決して平坦なものではありませんでした。

改名後も、オファー取り消しやCM契約の消失など、事務所の圧力とも思われる影響が続きました。

しかし、のんさんは映画や舞台などで活動を継続し、主にテレビドラマなど地上波番組での露出が制限されていました。

2019年、公正取引委員会がジャニーズ事務所へ独占的出演制限の注意を行ったことで、業界全体に独立タレントへの圧力が違法の可能性があるとの認識が広がり、のんさんにとって追い風となりました。