26年間も『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を演じ続けた実力派声優の矢島晶子さん。
そんな矢島晶子さんですが、なぜ突然改名を決意したのでしょうか。
改名の理由や、その後の活動について、詳しく見ていきましょう。
矢島晶子とは?声優界の大物の経歴と改名の経緯

声優界の大御所として知られる矢島晶子さん。
そんな矢島晶子さんですが、その経歴と改名の経緯はどのようなものだったのでしょうか。
矢島晶子さんの経歴と改名の経緯は、長年の実績と突然の変化が交錯する興味深いものでした。
矢島晶子さんは、1967年3月17日生まれの声優です。
1992年から2018年まで、実に26年3ヶ月もの間、『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を演じ続けました。
「27年間、春我部の『嵐を呼ぶ5才児』と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました。理由は、しんのすけの声を保ち続けることが難しくなったためです。キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現ができにくくなってしまったためです。長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております」とコメントしています。
出典:テレ朝NEWS
他にも『新機動戦記ガンダムW』のリリーナ・ピースクラフト役や、『ふたりはプリキュア』のミップル役など、数々の人気アニメキャラクターを演じてきました。
2024年8月1日、矢島晶子さんは「うえち あき」という名前に改名しました。
しかし、わずか8ヶ月後の2025年4月1日には、元の「矢島晶子」という名前に戻しています。
矢島晶子が改名を決断した背景と理由

ベテラン声優として知られる矢島晶子さん。
そんな矢島晶子さんですが、なぜ改名を決断したのでしょうか。
矢島晶子さんが改名を決断した背景には、心機一転、新たな気持ちで仕事に取り組みたいという思いがありました。
TBSテレビの取材に対し、矢島晶子さんはこのように回答しています。
また、改名と同時に所属事務所も「アクロスエンタテインメント」に移籍しました。
近年、矢島晶子さんは沖縄県での活動が多くなっていたことも改名の背景にあると言われています。
「うえち」という名字は沖縄県に多い名字であり、これにちなんだ改名だったとも考えられています。
しかし、わずか8ヶ月で元の名前に戻したことについては、改名した名前が十分に認知されず、知名度の高い旧名に戻したという見方が強いようです。
矢島晶子さんの改名決断の背景には、新たな挑戦への意欲と、現実的な判断があったようでした。
矢島晶子の現在の活動状況

声優として多くのファンを魅了してきた矢島晶子さん。
そんな矢島晶子さんですが、現在はどのような活動をしているのでしょうか。
矢島晶子さんは現在、沖縄県を拠点とするナレーター・声優のフリーランスチーム「パナワークス」に参加しています。
沖縄県での活動が多く、ナレーション業務なども手がけています。
登壇者に緑川光(ヒイロ役)と矢島の名前があり、「あれ?矢島さん改名していたけど、『ガンダムW』出演時は芸名“矢島晶子”だったし、いいのか」と思ったのがきっかけ。
出典:ORICON NEWS
2025年7月27日には、9月7日開催予定の『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』公開記念舞台あいさつに登壇することが発表され、話題となりました。
矢島晶子さんは声優業以外にも、防災士や淑徳大学客員教授、保育士免許など多彩な資格を持っています。
また、インドネシア語(少し)やエセウチナーグチ(沖縄方言)を話すことができ、インテリアコーディネートや一人旅、絵本読み聞かせなどを趣味としています。
矢島晶子さんの現在の活動は、声優業を中心としながらも、多岐にわたる才能を活かした幅広いものとなっているようです。
まとめ
矢島晶子さんの改名理由は、心機一転して新たな気持ちで仕事に取り組みたいという思いからでした。
しかし、わずか8ヶ月で元の名前に戻したことから、知名度の高さを考慮した判断だったと考えられます。
現在は沖縄を拠点に活動しており、声優業だけでなく多彩な才能を活かした幅広い活動を展開しています。
26年間にわたって愛されたしんちゃんの声優としての功績は今も多くのファンに記憶されており、今後の活動にも注目が集まっています。
矢島晶子さんの新たな挑戦と、長年培ってきた実力が融合した今後の活躍に、期待が高まります。
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