人気芸人として活躍中のやすこさん。
そんなやすこさんですが、実は壮絶な生い立ちを経験しているのをご存知でしょうか?
貧困家庭で育ち、児童養護施設で生活し、自衛隊に入隊するなど、波乱万丈の人生を歩んできました。
今回は、やすこさんの驚きの経歴と、人気芸人への道のりをご紹介します。
やすこの生い立ち

明るい笑顔で人々を魅了するやすこさん。
そんなやすこさんですが、幼少期は想像を絶する貧困生活を送っていたのでしょうか。
家庭は極度の貧困状態で、テレビや洗濯機もない生活を送っていたそうです。
やすこさん、本名「安井かのん」さんは、1998年9月2日に山口県宇部市で生まれました。
2歳の時に両親が離婚し、母子家庭で育ちました。
給食以外の食事がない日も多く、夏休みはパンの耳で空腹をしのいだこともあったといいます。
家賃や学費の支払いにも常に困窮していたようです。
やすこさんの幼少期は、経済的に非常に厳しい環境で過ごしていたことがわかります。
やすこの苦難

困難を乗り越え、強さを身につけたやすこさん。
そんなやすこさんですが、高校時代と自衛隊時代にはどのような経験をしたのでしょうか。
母親とは16歳から22歳まで会うことがなかったそうです。
高校時代、やすこさんは児童養護施設で生活することになりました。
高校では3年間仲間外れにされ、トイレで弁当を食べることもあったといいます。
図書館で過ごすことが多く、保健室登校の経験もあったそうです。
高校卒業後、やすこさんは経済的自立のため陸上自衛隊に入隊しました。
未成年でも衣食住が保障されることが入隊の理由だったそうです。
大久保駐屯地の施設科部隊に配属され、女性隊員としては珍しい「ドーザ手」に抜擢されました。
IQテストや適性検査で最高評価を獲得し、最終階級は陸士長にまで上りました。
やすこさんの高校時代と自衛隊時代は、困難を乗り越えながら自立への道を歩んでいた時期だったようです。
やすこの転機

努力と才能で芸能界で成功を収めたやすこさん。
そんなやすこさんですが、どのようにして清掃員から人気芸人への道を歩んだのでしょうか。
デビュー当日にソニー・ミュージックアーティスツへの所属が決定するという幸運にも恵まれました。
2019年、自衛隊を退職したやすこさんは東京の清掃会社に就職しました。
朝4時起きで5時から20時まで官公庁や中学校の清掃業務に従事していたそうです。
同年9月29日、友人の誘いをきっかけにお笑いの世界に足を踏み入れました。
当初はコンビを組む予定でしたが、相方が直前で音信不通になったため、急遽ピン芸人「やすこ」としてデビューしました。
2020年4月、「水曜日のダウンタウン」でテレビ初出演を果たし、翌年1月の「ぐるナイおもしろ荘2021」で3位入賞を果たしました。
その後、「サンデー・ジャポン」のリポーターを務めるなど、活躍の場を広げていきました。
2024年には「ゴチになります!25」の新メンバーに選出され、「24時間テレビ47」のチャリティーマラソンランナーも務めました。
やす子は「芸人になって良かった。父親も元自衛官 自分の生き写しを見ているようだった」と振り返った。
出典:ENCOUNT
やすこさんの芸人としての道のりは、困難を乗り越えた経験を活かしながら、着実にキャリアを築いていったようです。
まとめ
やすこさんの生い立ちは、貧困から人気芸人への驚きの経歴でした。
幼少期は極度の貧困状態で育ち、高校時代は児童養護施設で生活するという困難な環境を経験しました。
自衛隊入隊後、清掃員を経て芸人としてデビューし、現在は人気芸人として活躍しています。
やすこさんの経歴は、困難を乗り越える強さと、チャンスを掴む才能を持ち合わせていることを示しています。
今後も、やすこさんの活躍から目が離せません。
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